病院付近の公園にマダニ出現(大阪市)

9月15日 目の上に急にできものができた!

で来院してきたわんちゃんに

マダニ

が噛み付いていました。

顔だけでなくお腹にも複数のダニがうろついており最近とりつかれた感じでした。

『お父さん、どこに遊びに行ってマダニをつけてきたんですか?』

『どこにも遊びに連れて行ってない!!

近所の公園だけです!!!!!』

『え〜この辺の公園ですか?!』

『そうです。』

僕の認識は甘かった。

もっと山間部の方の事かと考えていました。

それから翌日、話のあった公園にいきましたが、マダニの姿はみられませんでしたが、確かに草が伸びている場所や外猫ちゃんがターゲットになっていてもおかしくない状況でした。

まずは、どんなものがマダニなのか?

どんな形をして、何に気をつけるべきか?
発見したマダニの動画↓

気をつける事は、
①草むらに入らない。→マダニは草の先端で動物が来るのを待っています。
②食いついているマダニをみつけてもすぐに引き離そうとしてはいけません。→マダニの一部分がのこり皮膚炎をおこしたり、マダニが媒介するウイルスなどが引き離す力により逆に注入されてしまうので、噛み付いている皮膚ごと取り除く必要があるので、動物病院へ行ってください。
③予防も大切です。このわんちゃんは9月上旬に市販のノミダニ予防はつけていたそうです。→病院には一度の内服で3ヶ月効果が持続する薬があります。
④人にもマダニは病気を媒介します。→わんちゃんにはバベシア症、ライム病など、ねこちゃんにもヘモバルトネラ症などが挙げられます。人へはライム病、野兎病、日本紅斑熱といった様々な病気を人に媒介することで知られています。
近年日本国内でも死亡例が報道され話題になっているSFTSウイルス(重症熱性血小板減少症候群)もマダニ媒介性のウイルスによる感染症です。

ゴールデンウィークの診察時間

5月2日と3日は休診となります。

4日から6日までは午前診察のみ(土曜5日もこの日は午前診察のみです)

7日から通常どおり診察いたします。

連休前に誤食により腸閉塞を起こした子が、開腹せずに内視鏡だけで元気になったと報告の電話があり安心して休みにはいれます。

そして、入院していたジヨンちゃんも飛び跳ねてお母さんたちに抱っこされて帰っていきました。😂

視てすぐにこりゃやばいと思うような状態でしたが、内視鏡後も入院で経過をみていて順調だったので安心はしていたのですが、とても元気と連絡をいただけたのですごく安心しました。

今日とても嬉しかったこと

外耳炎で通院していたビーグルのこてつちゃん。

耳が痛くて、保定すると暴れて噛み付いて、飼い主さんも恐ろしくなってさわれない状態だったのですが、本日全く怒らなくなりました。

飼い主さんと『今日、すごく偉いね。怒らずじっとしてくれつるね』と会話はずむはずむで、嬉しくなりました。

こてつちゃんもいい顔してくれたのでパチリと一枚。

 

久しぶりのブログ更新

先日来院のサウザーちゃん。

7月に右前肢に骨肉腫がみつかり断脚手術を実施。

超大型犬で、

10歳を超えていて、

肥満で70kgあり、

既に肺へ転移しているかもなど

手術を実施するのも悩むところでしたが、

痛みから解放してあげるためにも手術が必要であることと、

ご家族の早い決断とサウザーちゃんの生きようとする力で、

断脚手術単独での平均余命を超えてくれました。

それも、日頃の生活には何ら支障がない状態で頑張っています。

この頑張りを見ていると私自身が励まされる感じになりました。

今月はじめに辛いできごとがあり、日頃あまりイライラな気持ちになることがなかったのですが、

とてもナーバスになり、スタッフには嫌な思いをさせてしまったと反省をし

再度、みんなの信頼を得られるように、頑張る気持ちになってブログの更新ができました。

 

思うことから行動へ

 

感謝の気持ちは、素直に表し、

みんなのいいところを見落とさないような広い視野をもつように、

仕事を楽しみながら頑張りたい。

サウザーちゃんありがとう😊

骨肉腫

11月22日診察日記

11月22日

本日は、休診日で夜(21日の23時過ぎから)から友達と大阪から名古屋まで自転車で走ってきました。

なんで?

そんなことをするの?

疲れないの?

他にも

●夜は暗くて危険

●休みの日に休まなくていいの?

●理解できない

●本当に楽しいの?

など、

いろんな意見があるなか、うまく説明ができなかったんですが、

先日のドラマ`陸王`のなかで「部品でなく人が大事」「誇れる仕事」など言葉ででてきたときに次のことを思い出しました。

代診の時代に、受付の方にこう言われことを。

『そんなに、自分のやりたいようにやるんなら自分で開業してからやってよ』

なぜそう言われるかというと、

8名程の獣医師がいるなか、

 

「あの先生はしてくれたのに他の先生はしてくれない」など、

他の先生と足並みが揃っていないと、受けつの段階で把握できないことがでてきたり、理由が不明なことに対する説明などが生じてしまっていたんです。

確かに、忙し中不必要な時間を取られるのは大変だったんだと思います。

その当時から、自分のできることはしたいし、話を聞くと理解できないことが理解できたり、誤解があったことが解決したりと納得のいく仕事ができるのが楽しかったんだと思います。

で、話がもどりますが、

独立開業して、もうすぐ13年目になります。

開業当初子犬だった子や代診時代から遠方まで来ていただいてる子が病気でなくなったり、介護が必要な状態になってきています。

そんななか、以前から患者さんに

『僕は以前と態度は変わっていませんか?』と聞くことがあります。

自分が天狗になっていないか?

横柄な態度をとっていないか?

手をぬいていないか?

私自身は、この技術が他の人より飛び抜けたものはありません。

あるとすると自身のない事による不安な気持ちです。

不安をなくすために話をして確認をしていると思います。

それは、いままでの失敗によるものもあるし、勉強をしていて情報として知ってることもあります。

そんな不安をかかえるなか、運動(自転車)をする以前は、

今となっては、どうやってストレスを解消していたか忘れましたが、

わかることは、

喘息がひどくなり、体重今より20キロ多く、肺年齢なんかは95歳以上と、

健康を診る人間が、不健康だったんです。

それが、運動(自転車)を始めて、

喘息は軽くなり、体重は絞れて、自分に自身を持つ事ができてきました。

なぜ自転車か?については、

一人でゆっくり考える時間があったり、

坂を登るときなどは、

苦しくて苦しくて死にそうな状態になるけど、登りきった時の爽快感とご褒美の景色。

乗った距離による達成感。登り下りなど人生ににてるなぁなど。

 

転倒などによる怪我も怖いですが、

無理をしない、スピード出しすぎない、整備をちゃんとするなど心がけています。

(坂で苦しくてもいい景色があれば、あっさり足をついて景色を見ますよ。)

 

唯一、急に診て欲しいと言われても近くにいないことですが、

電話で対応とずっと仕事とは・・・と考えています。

 

なので、1日遊んでいても帰って来たら、

前日退院した子がどんな様子か不安で、電話して、

様子が悪かったら、来てもらって解決できる事をしています。

今日は、尿道閉塞で退院したタマちゃんがご飯を食べるようになったけど、やっぱりおしっこがポタポタしかでない。

なんか、元気がないという事で来てもらうと、

既に閉塞をおこしていました。

そのまま入院で、手術することに。

心はリフレッシュしているので、疲れているとは思うことはないですね。

家に帰れば、台所の食器洗いの担当もちゃんとやりましたしね。

そう、それで、

開業して自分のしたいように誇れる仕事をしているのかなぁと。

ドラマをみて、代わりのいない院長としてこれからも頑張らないとと思ったのでした。

 

当然、仕事ばかなので家族には迷惑をかけていることも承知しているし、支えてくれているので家族には感謝してます。(ダメ親父でよく叱られますが)

 

 

 

 

 

 

11月10日診察日記

第二の人生(犬生)

先代の子とお別れをして、私たちも年を重ねていくともう大型犬は難しいと話しはしていたのですが、この度新しいパートナーとして迎え入れたのは、繁殖場から保護されてきたチワワの『ふうこ』ちゃんです。

ふうこちゃんが来たことは、とても飼い主さんの喜びだったのでしょう、休診日でしたが留守番電話に『新しい子を明日連れて行く』と力強いメッセージが入っていました。

 

ふうこちゃんこれからよろしくね。

大泣きの大笑いの豪快なお母さんだから、第二の人生はいっぱいわがまま言えるお家に来てるよ。

 

11月5日診察日記

伊勢旅行中にハムの装飾用に挿してあった爪楊枝を飲み込んだレオちゃん。

食べた瞬間には、ハムを食べたと思っていたようですが、中に爪楊枝がかくれていたので、楽しい旅行が、一気に悲劇となっていましました。

嘔吐が繰り返していたので、朝5時に伊勢を出発して、病院へ。

爪楊枝を食べてから嘔吐をしているので診て欲しいと初診での来院。

病院は、誤飲で検索して、日曜診察している当院へ。

初めての病院で、体の中でどうなっているのか心配で不安ななか、飼い主さんはずっとレオちゃんに付き添い点滴をうけていました。

麻酔をかける前に、トイレをしてもらい少し緩めの便がでたので、なかみを確認するも爪楊枝はなく、ただ、一緒に食べていたトマトの皮がでてきてました。

同じ時期のものが便にでているなら、と、思い。

もしかしたら、まだ、腸の中にあるのでは?

麻酔をかける前に、もう一度確認してみよう。

直腸検査をおこなうと!!

指先に、硬いものが点であたったので、お腹から肛門へ便をすすめていくと!

なんと、腸を傷つけずに爪楊枝が肛門からでてきました!!

スタッフみんなと、「うおーーー!!!!」

取れた!!

と歓喜の声がでちゃいました。

興奮したまま、飼い主さんにも確認してもらい

「これです」と言葉を聞いた時は、ほんとに嬉しかったし、麻酔をかけるまえにわかったよかった。

処置後のレオちゃん。元気に帰っていきました。

10月30日診察日記

急に嘔吐を繰り返し元気がなくなったヒャンギちゃん。

エコーでみると十二指腸が、ひだ状に蛇行し、腸管中心部分に一本の真っすぐなラインがみえていたので、紐状異物を疑い内視鏡検査を実施。

すると、いつ食べたか分からないプラスチックの破片と座布団の紐がからまり合って胃の出口(幽門)に詰まっていました。

どれだけの長さの紐を食べたかがわかりませんでしたが、内視鏡で一発でとりきれ、立ち会っていてくれたお父さんも大喜びでした。

紐の一部が切れて残っていないか心配しましたが、その後の腸管の動きは正常になりご飯もバクバク食べてくれました。

お父さんの決断に感謝です。

10月19日診察日記

本日遠方から来る患者さんと話していて、どうしてここまで通っているのかを話した時に、「先生のブログを見て」と言われて見てくれている人がいるんだと奮起して本日勉強したことを投稿します。

メラノーマについて

メラノーマとは、口の中や皮膚にできる黒い色素の腫瘍です。

口の中と皮膚では、悪性度が違います。

口の中は、ほとんどが悪性です。悪性とは転移することで、口腔内のメラノーマは肺へ転移していき命を奪っていきます。

皮膚は逆に良性(転移しない)のものが多く、外科的に摘出することで根治します。ただし、爪にできるものは、悪性度が高くなっているので術後の転移には注意が必要です。

今回、10年以上診させていただいている子が口の中にメラノーマができ、飼い主さんからたくさんの質問を受けて上手く説明できないこともあったので頭の中を整理していきます。

口の中にできるメラノーマの中でも口唇にできるは生存期間が長く(1年生存率57%)、小さい腫瘍が予後が良好(1年生存率37%)。

小さい腫瘍とは、ステージ1の直径2cm以下のもので、生存期間は中央値で511日にたいして、

ステージ2~3の直径2~4cm以上になると生存期間は164日と短くなる。

ただし、手術(下顎骨切除術や上顎骨切除術)と抗がん剤治療を実施した場合。

積極的な外科手術をしなかった場合の生存期間は、約60日と極端に短くなる。

ステージ4は、遠隔転移がおこっており死亡例の80%に肺転移をおこしている。

末期になるまで肺への転移を認めないことから定期的な肺のレントゲンは予後を知る上で重要である。

治療としては外科的摘出が第一選択である。大きくなった腫瘍に抗がん剤単独では効果はなく外科手術の補助的で用いる。

外科手術もステージ1では有効だが、ステージ2以上になると生存期間は短くなる。
(上記のステージ1での生存期間511日、ステージ2以上164日)

放射線治療は、手術を選択しない場合に有効だが毎回麻酔をかける必要がることと放射線治療ができる施設が限られている。

海外では、メラノーマワクチンがありステージ2の1年間生存率は79%、

ステージ3でも77%、ステージ4まで進行していても40%と驚異的な治療成績が報告されている。

国内では、治験段階であるが早く使用できる事を望む。