11月22日診察日記

11月22日

本日は、休診日で夜(21日の23時過ぎから)から友達と大阪から名古屋まで自転車で走ってきました。

なんで?

そんなことをするの?

疲れないの?

他にも

●夜は暗くて危険

●休みの日に休まなくていいの?

●理解できない

●本当に楽しいの?

など、

いろんな意見があるなか、うまく説明ができなかったんですが、

先日のドラマ`陸王`のなかで「部品でなく人が大事」「誇れる仕事」など言葉ででてきたときに次のことを思い出しました。

代診の時代に、受付の方にこう言われことを。

『そんなに、自分のやりたいようにやるんなら自分で開業してからやってよ』

なぜそう言われるかというと、

8名程の獣医師がいるなか、

 

「あの先生はしてくれたのに他の先生はしてくれない」など、

他の先生と足並みが揃っていないと、受けつの段階で把握できないことがでてきたり、理由が不明なことに対する説明などが生じてしまっていたんです。

確かに、忙し中不必要な時間を取られるのは大変だったんだと思います。

その当時から、自分のできることはしたいし、話を聞くと理解できないことが理解できたり、誤解があったことが解決したりと納得のいく仕事ができるのが楽しかったんだと思います。

で、話がもどりますが、

独立開業して、もうすぐ13年目になります。

開業当初子犬だった子や代診時代から遠方まで来ていただいてる子が病気でなくなったり、介護が必要な状態になってきています。

そんななか、以前から患者さんに

『僕は以前と態度は変わっていませんか?』と聞くことがあります。

自分が天狗になっていないか?

横柄な態度をとっていないか?

手をぬいていないか?

私自身は、この技術が他の人より飛び抜けたものはありません。

あるとすると自身のない事による不安な気持ちです。

不安をなくすために話をして確認をしていると思います。

それは、いままでの失敗によるものもあるし、勉強をしていて情報として知ってることもあります。

そんな不安をかかえるなか、運動(自転車)をする以前は、

今となっては、どうやってストレスを解消していたか忘れましたが、

わかることは、

喘息がひどくなり、体重今より20キロ多く、肺年齢なんかは95歳以上と、

健康を診る人間が、不健康だったんです。

それが、運動(自転車)を始めて、

喘息は軽くなり、体重は絞れて、自分に自身を持つ事ができてきました。

なぜ自転車か?については、

一人でゆっくり考える時間があったり、

坂を登るときなどは、

苦しくて苦しくて死にそうな状態になるけど、登りきった時の爽快感とご褒美の景色。

乗った距離による達成感。登り下りなど人生ににてるなぁなど。

 

転倒などによる怪我も怖いですが、

無理をしない、スピード出しすぎない、整備をちゃんとするなど心がけています。

(坂で苦しくてもいい景色があれば、あっさり足をついて景色を見ますよ。)

 

唯一、急に診て欲しいと言われても近くにいないことですが、

電話で対応とずっと仕事とは・・・と考えています。

 

なので、1日遊んでいても帰って来たら、

前日退院した子がどんな様子か不安で、電話して、

様子が悪かったら、来てもらって解決できる事をしています。

今日は、尿道閉塞で退院したタマちゃんがご飯を食べるようになったけど、やっぱりおしっこがポタポタしかでない。

なんか、元気がないという事で来てもらうと、

既に閉塞をおこしていました。

そのまま入院で、手術することに。

心はリフレッシュしているので、疲れているとは思うことはないですね。

家に帰れば、台所の食器洗いの担当もちゃんとやりましたしね。

そう、それで、

開業して自分のしたいように誇れる仕事をしているのかなぁと。

ドラマをみて、代わりのいない院長としてこれからも頑張らないとと思ったのでした。

 

当然、仕事ばかなので家族には迷惑をかけていることも承知しているし、支えてくれているので家族には感謝してます。(ダメ親父でよく叱られますが)

 

 

 

 

 

 

11月10日診察日記

第二の人生(犬生)

先代の子とお別れをして、私たちも年を重ねていくともう大型犬は難しいと話しはしていたのですが、この度新しいパートナーとして迎え入れたのは、繁殖場から保護されてきたチワワの『ふうこ』ちゃんです。

ふうこちゃんが来たことは、とても飼い主さんの喜びだったのでしょう、休診日でしたが留守番電話に『新しい子を明日連れて行く』と力強いメッセージが入っていました。

 

ふうこちゃんこれからよろしくね。

大泣きの大笑いの豪快なお母さんだから、第二の人生はいっぱいわがまま言えるお家に来てるよ。

 

11月5日診察日記

伊勢旅行中にハムの装飾用に挿してあった爪楊枝を飲み込んだレオちゃん。

食べた瞬間には、ハムを食べたと思っていたようですが、中に爪楊枝がかくれていたので、楽しい旅行が、一気に悲劇となっていましました。

嘔吐が繰り返していたので、朝5時に伊勢を出発して、病院へ。

爪楊枝を食べてから嘔吐をしているので診て欲しいと初診での来院。

病院は、誤飲で検索して、日曜診察している当院へ。

初めての病院で、体の中でどうなっているのか心配で不安ななか、飼い主さんはずっとレオちゃんに付き添い点滴をうけていました。

麻酔をかける前に、トイレをしてもらい少し緩めの便がでたので、なかみを確認するも爪楊枝はなく、ただ、一緒に食べていたトマトの皮がでてきてました。

同じ時期のものが便にでているなら、と、思い。

もしかしたら、まだ、腸の中にあるのでは?

麻酔をかける前に、もう一度確認してみよう。

直腸検査をおこなうと!!

指先に、硬いものが点であたったので、お腹から肛門へ便をすすめていくと!

なんと、腸を傷つけずに爪楊枝が肛門からでてきました!!

スタッフみんなと、「うおーーー!!!!」

取れた!!

と歓喜の声がでちゃいました。

興奮したまま、飼い主さんにも確認してもらい

「これです」と言葉を聞いた時は、ほんとに嬉しかったし、麻酔をかけるまえにわかったよかった。

処置後のレオちゃん。元気に帰っていきました。