伊勢旅行中にハムの装飾用に挿してあった爪楊枝を飲み込んだレオちゃん。
食べた瞬間には、ハムを食べたと思っていたようですが、中に爪楊枝がかくれていたので、楽しい旅行が、一気に悲劇となっていましました。
嘔吐が繰り返していたので、朝5時に伊勢を出発して、病院へ。
爪楊枝を食べてから嘔吐をしているので診て欲しいと初診での来院。
病院は、誤飲で検索して、日曜診察している当院へ。
初めての病院で、体の中でどうなっているのか心配で不安ななか、飼い主さんはずっとレオちゃんに付き添い点滴をうけていました。
麻酔をかける前に、トイレをしてもらい少し緩めの便がでたので、なかみを確認するも爪楊枝はなく、ただ、一緒に食べていたトマトの皮がでてきてました。
同じ時期のものが便にでているなら、と、思い。
もしかしたら、まだ、腸の中にあるのでは?
麻酔をかける前に、もう一度確認してみよう。
と
直腸検査をおこなうと!!
指先に、硬いものが点であたったので、お腹から肛門へ便をすすめていくと!
なんと、腸を傷つけずに爪楊枝が肛門からでてきました!!
スタッフみんなと、「うおーーー!!!!」
取れた!!
と歓喜の声がでちゃいました。
興奮したまま、飼い主さんにも確認してもらい
「これです」と言葉を聞いた時は、ほんとに嬉しかったし、麻酔をかけるまえにわかったよかった。
処置後のレオちゃん。元気に帰っていきました。